【俺のターン!】これで本物のデュエリストになれると信じてた。

雑記

初めて来てくださった方も、そうでない人も来てくださりありがとうございます!運営者のmiyako(@hal_73)です。

 

時はさかのぼること15年。

僕がまだ小学生のころ。

 

出典:dアニメストア公式サイト

 

遊戯王のCM「ガッチャ!!俺の名前は遊城十代!なんと俺たちが使っている、遊戯王アカデミーデュエルディスクが新登場だ!

君もこれで本物のデュエリスト!君の挑戦を待っている!」

 

ぼく「わぁ!٩(ˊᗜˋ*)وほしい!これでみんなと遊戯王したい!

これで最強のデュエリストになれる!もう怖いもんなんてない! 」

 

これは僕が遊戯王をやめた話だ。


簡単に遊戯王について

出典:コナミ公式サイト

簡単に言うと、自分のデッキで対戦するカードゲームだ。

40枚のモンスターカード、魔法カード、トラップカードで構成されたデッキを使う遊戯王は今でも大人気。

 

特に筆者が小学生の頃はアニメの遊戯王も大盛り上がり!

 

小学生の男子でデッキを持っていない人はほとんどいないレベルで

毎日みんなで集まってはデュエル(対戦)をしていた。

 

もちろんカードパックは爆売れ、万引きも多数発生と社会現象レベルだった。


デュエルディスクがほしかった。

アニメの遊戯王を知っている人、あるいは知らなくても、もしかすると見たことがあるかもしれない。

 

デュエルディスクとは、これ。

出典:dアニメ公式サイト

この主人公が腕につけているやつ。

 

これがめちゃくちゃ欲しかった…!のどから手が伸びるくらい欲しくて欲しくて仕方がなかった。

CMが言っていた通りこれを付ければ本物のデュエリストになれる!!と本気で思っていた。

 

当時たしか11月くらいで僕は考えた

 

ぼく「…ハッ!クリスマス…!」

 

ぼく「ママー!今年のクリスマス、サンタさんに遊戯王のやつお願いするー!!」

 

ママ「まかセロリ」

 

ぼく(…勝った!!!!)


クリスマス当日

その日は眠れなかった。

もう前日からテンションが上がってしまっていたんだ。

 

そして目が覚めると時刻は朝7時。

 

横には…ある!!!!

 

箱の大きさ的にも間違いなく遊戯王デュエルディスク!!

 

もう僕の手は止まらなかった。

サンタさんに感謝をし、いざ開封。

 

ぼく「…すっげぇ!!」

思わず声が出てしまった。

 

目の前には、本物のデュエルディスクがあった。

 

アニメで見ていたものが現実にある、小学生の心を鷲掴みにするには十分すぎるきっかけだった。

 

すぐさま腕に装着。デッキも差し込んでライフポイント4000も設定、カードの抜き差しOK。

イメージトレーニングもばっちり。

 

その日、僕はデュエリストになった。


いざ友達の家へ

あとは友達とデュエルするだけだ。

よく友達の家で遊戯王をしていたのだが、そこまでは自転車で行く必要があった。

 

だが僕が使っていた自転車にはカゴがついていなかった。

そしてデュエルディスクが入る大きさのかばんもなかった。(というよりデュエルディスクが大きすぎる)

 

だからぼくは腕に装着したまま、自転車に乗った。

 

アニメならかっこいい、アニメなら…。

でも現実世界はアニメではない。

 

めちゃくちゃ人に見られるではないか…。不思議そうに見てくるではないか…。

当時とてつもなく恥ずかしかったのを今でも覚えている。

 

見てくる人の視線は気になるが、振り払って友達の家へむかった。


鋭利な言葉

友達の家に上がるとすぐに僕はデュエルディスクを見せびらかせた。

だが友達の反応は、思っていた反応とは違うかった。

 

友達は笑った。

友達「それいる?w」

 

子どもとは、時に残酷だ。

 

だが今思えばこの反応は正しかった。そもそもこのデュエルディスクはコレクションみたいなものだから

実際に使って対戦なんて、ただしづらいだけだった。

 

せっかくなので対戦をする流れに。

しかしここで事件が起きる。

 

友達「今なにのカード出したー?

ちょっと見せて」

 

一人だけデュエルディスクをつけていたので

僕が何のカードを出したか、のぞき込む形で相手は見るしかなかった。

 

友達「あーなるほど、うーん見づらいなぁ」

 

ぼく「・・・。」

 

友達「じゃあ俺の攻撃で2250のダイレクトアタック!」

 

ぼく「あっ…じゃ…じゃあ待ってねライフポイント下げるから…。カチカチ」

 

違う。ちがうちがう。思っていたのと違う。

これを付けたら、もう怖いものはないんだ。

 

友達「なぁ、それ外したら?」

 

・・・。

 

ぼく「そ、そうだよね!外したほうがやりやすいもんね!」

 

ちがうんだ、こんなはずじゃなかった。

その時は笑ってごまかしたが、心の中では涙が流れた。

 

馬鹿にされたような気がした。本人にそのつもりはなくても、子どもの僕は敏感にその言葉を受け取ってしまったんだ。

 

その気持ちを、友達に伝えられない自分や、外したら?に応じた自分が情けなかった。

 

そして、僕はその日、遊戯王を辞めた。

いや、できなくなった。


おわりに

それ以来、デュエルディスクは使わず、家の中のコレクションになった。

遊戯王のブームは、デュエルマスターズというカードゲームに移り変わり、今度はそっちが大盛り上がり。

 

あの出来事はつらかったが、今思えばちっぽけなことだったと感じる。

 

唯一申し訳ないのが、両親に買ってもらったプレゼントをあまり使ってあげられなかったことだ。

少しだけ心配かけたと思うし、そこはごめんなさいって言いたい。

 

今日は、僕が遊戯王をやめた話。

以上です。

 

おわりっ

miyako

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