【映画】問題作『バトル・ロワイアル』のネタバレあり/感想レビュー

映画

初めての人も、そうでない人も来てくださりありがとうございます!運営者のmiyakoです。

 

今回は平成の問題作

『バトル・ロワイアル』のネタバレ&解説を紹介します。

 

この記事には、ネタバレが多く含まれています。また作品の内容を不快に感じられる方はここでブラウザバックをお願いします。

 

『バトル・ロワイアル』

起源にして頂点という言葉がこれほど似あう作品はありません。

 

あらゆるデスゲーム映画・漫画などが世の中に出ていますが、あらゆる作品がこの『バトル・ロワイアル』に多大な影響を受け

様々な形のデスゲームを作ってきました。

 

中学生を3日間無人島に閉じ込め、最後の一人になるまで殺し合いをさせるという過激な脚本は、「少年犯罪を助長する恐れがある」として社会問題になったほどです。

 

また作品の内容、暴力的なシーンが多いためR-15の制限までかけられてしまいます。

 

中学生という多感な少年少女たちが、極限状態の中で何を信じ、どんな行動を起こすのか

 

深作欣二監督は、一番見てほしい15歳の子どもたちが見れないことに、映倫とたくさん揉めたというのも有名な話です。

 

さて今回紹介する話は、上にも書いた通り「中学生42人によるサバイバルデスゲーム」です。

 

友達を信じる生徒、裏切る生徒、恐怖に支配される生徒、愛する人を守る生徒と様々な少年少女の群青劇が展開される本映画。

3日間全力で生きた生徒たちをしっかりと目に焼き付けてご覧になっていただけたらと思います。


作品情報

予告(R‐15:閲覧注意)

バトル・ロワイアル(予告編)

あらすじ

新世紀教育改革法:通称「BR法」

加速する少年犯罪を抑制するために作られた法律であり、毎年ランダムに中学生の1クラスが選出され

選ばれたクラスは無人島で3日間「殺し合い」を強制されることになる。

 

主人公の七原秋也(藤原竜也)が所属する城岩中学3年B組は修学旅行中のバスの中で何者かに全員眠らされてしまう。

目を覚ますとそこは見慣れない学校の教室。そして謎の首輪。

すると目の前に、かつての担任「キタノ」が武装した軍隊とともに現れ、静かにこう告げる。

 

今から皆さんに殺し合いをしてもらいます


ゲームのルール

①制限時間は3日間。

②最後の一人になると勝利。(3日経って決着がつかない場合、全員の首輪が爆破)

③支給された袋には島の地図、懐中電灯、3日分の食料と武器。

④定例放送で危険エリアを伝達。(時間になっても危険エリアにいた場合、首輪が爆破)


監督とキャスト(敬称略)

監督:深作欣二

3年B組担任キタノ:ビートたけし

男子15番 七原秋也:藤原竜也
女子15番 中川典子:前田亜季
男子5番 川田章吾:山本太郎
男子6番 桐山和雄:安藤政信
女子11番 相馬光子:柴咲コウ
女子13番 千草貴子:栗山千明
男子11番 杉村弘樹:高岡蒼佑
男子19番 三村信史:塚本高史


主要人物の支給武器・結末(ネタバレ含む)

男子15番 七原秋也

正義感の強い男の子。

幼馴染の国信慶時とは親友の間柄。

見せしめに国信を殺されたことに強い怒りを持つも、国信が大好きだった中川典子を絶対に守ると誓い、無事生還を果たす。

優しい・かっこいい・藤原竜也の三拍子揃っており、クラスの女の子にモテモテである。そりゃそうだ。

 

様々な襲撃からも生き延びる幸運の持ち主でもある。なんなら不死身レベル。

支給された武器は鍋のふたで、頼りない武器ではあったが、大木からの奇襲を防ぐことに成功する。


女子15番 中川典子

普通の少女だが
クラスの女子にいじめられている。

七原秋也のことが大好きで、そんな彼に守ってもらえるという唯一の勝ち組でもある。

七原とともに無事生還を果たす。

 

以前担任がキタノのとき、集団ボイコットを一人だけ聞かされておらず間違ってクラスに入った過去があり

作中夢の中で、キタノと川辺を歩くシーンや、相馬からキタノに助けられるシーンと接点が多く描かれている。

 

支給された武器は双眼鏡。あまり役には立たなかった。


男子5番 川田章吾

過去のゲームの優勝者でもある転校生、七原・中川と共に島の脱出を計画する。

最後の桐山との一騎打ちで負傷してしまい、脱出船の中で生き途絶えてしまう。

 

脱出方法や首輪のばらし方、医療技術に、操縦技術とたくさんの能力を持っており、七原と中川の危険を幾度となく救ってきた。

サバイバル能力にも長けており、無駄な動きをしない頼れる兄貴。

 

支給された武器はショットガン。

唯一支給バッグの中身を確認し、取り替えてもらった。


男子6番 桐山和雄

今大会唯一の志願者である転校生。

初期武器がハリセンにも関わらず、今回の映画の中で一番のキル数を誇る人物である。

三村お手製の爆弾で失明をしながらも、川田との一騎打ちに応じ、これに敗れる。

 

容赦のなさ、戦闘センスはピカイチで桐山と出会ったらゲームオーバーと思わせられるほどの強キャラ設定。

作中一度も喋らず、狂気性や不気味な様子を演出。

 

支給された武器は上にも書いた通りハリセン。これで最後まで生き残っているから、やっぱり化け物。


女子11番 相馬光子

桐山和雄に次ぐキル数を誇る、死神のような少女。歪んだ心に理由はあるも、生き延びるため今回のゲームに乗る。

死に物狂いで殺戮マシーン桐山に奇襲をかけるも、桐山の方が一枚上手で、これに敗れる

 

柴咲コウさんが怪演する相馬は、美しくも怖さを秘めたキャラクターとなった。

 

支給された武器は鎌。死神を彷彿させる相馬にぴったりの武器。近距離武器ながら、多くの生徒を殺害していく。


女子13番 千草貴子

杉村弘樹の幼馴染。杉村に好意を寄せるも、このゲームに巻き込まれてしまう。

短距離走のエースで、容姿端麗。

新井田との戦いを制すも、直後相馬による奇襲に遭い、杉村の腕の中で息絶える

 

ゲーム中もトレーニングを怠らないが、一種の現実逃避と思われる。

 

支給された武器は折り畳みナイフ。

迫ってくる新井田の股間を貫いた、千草の大切な武器である。


男子11番 杉村弘樹

千草貴子の幼馴染。

主人公七原とも仲が良く、七原がピンチの時も助けに来てくれるナイスガイ。

片思いの女の子、琴弾を守るため奔走するも、恐怖に支配された琴弾によって逆に銃で撃たれてしまう。

瀕死のさなか、琴弾にずっと好きだったと伝え絶命してしまう

 

好きな子を守るために走った杉村だが、逆に撃たれてしまうというこの皮肉さ。

果たして杉村にとってそれは幸せだったのか、後悔だったのか。

 

支給された武器は簡易レーダー装置。

近くに人がいれば、レーダーに反応が出る。これで七原を桐山から助けることに成功する。


男子19番 三村信史

運動神経抜群・頭脳明晰の完璧ボーイ。

主人公の七原とも仲が良く、極限状態の中でも友達を信じていた。

飯島・瀬戸とともに、政府にハッキングをかけ学校に爆弾をぶつける作戦を企てるも最後の最後で桐山の妨害に遭う。

最後はお手製の爆弾で、自分もろとも爆破する

 

首輪の盗聴機能にいち早く気づいたり、学校にハッキングをかけたり、爆弾を作ったりと中学生では不可能なことをやってのける。

最後の最後まで七原と出会うことができなかった。

 

支給された武器はハンドガン。

桐山と戦うには少し心細い武器だった。


感想

美しくも儚い少年少女の3日間

 

もちろんこの物語は「フィクション」です。

 

ですが最初この映画を父が見ている隣で見たとき、あまりのリアルさに衝撃を感じ

本当の出来事であったかのような怖さを感じました。

 

自分が中学3年生になったら、このゲームに参加させられる。

 

当時の自分は本当にこれを信じ、恐怖を感じていました。もちろんそんなことはなかったのですけどね(笑)

 

ただ、大人になって改めて見てみると見る視点が変わって違う面白さがこの映画には詰まっていることに気づきました。

 

この映画は

中学生15歳の少年少女が全力で生きた、美しくも儚い映画です。

 

極限状態の中、生徒たちは今まで普通だった価値観が一気に逆転されます。

そこには希望は一切ありません。

 

しかしその中でも、生きる希望を失わないように頑張る生徒、愛する人を守るために走る生徒、みんなに協力を仰ぐ生徒など

たくさんの生きる強さを見せつけてくれます。

 

もちろん中には、恐怖に支配され、ゲームに乗る生徒もいます。

友達が信用できずに料理に毒を持った生徒もいます。

 

全員が生きるために、ただそれだけのために、いろいろな行動を起こしていきます。

 

そこが最高に熱く、泣けるんですね。

 

無事に生還を果たした中川典子は、脱出船から見える無人島に

「綺麗…みんなが死んだ場所なのに」

と呟きます。

 

生徒たちが生きようと全力で行動したこの3日間は、とても美しく、そして儚いものでした。

 

確かにこの映画は、倫理的に中学生に見せていいものではないかもしれません。

僕はそこを否定するつもりはありません。

ただ大人になって改めて見てみると、深作欣二監督が込めた思いは、中学生にこそ見てほしいと願った思いは強く伝わりました。

 

ただの社会問題映画と片づけるのは大変もったいない作品になっているのは間違いありません。

 

豪華キャストが中学生を熱演。

今では大活躍のキャストが揃っていた映画『バトル・ロワイアル』

 

深作欣二監督は等身大の中学生を撮るために、挙動一つ、視線一つに対し細かな演技指導を入れキャストたちを本物の中学生に仕上げました。

 

その結果全員で映画を作り上げ、様々な問題があるなか

2001年の邦画ランキング3位、興行収入31億円を記録することに成功しました。

 


さいごに

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また『バトル・ロワイアル』の原作は小説で、漫画化もしている作品です。

 

映画版とは違い、生徒一人一人をピックアップしさらに物語に深みを与えているので是非映画を見て気になった方は

 

小説・漫画の方も楽しんでいただけたらと思います。

 

どの媒体も非常に暴力的かつグロテスクなので、閲覧する場合は気を付けてくださいね。

 

では今日は以上です。

ありがとうございました。

 

miyako

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